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  • 2008.04.12 Saturday
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死海では泳げない

 海水の塩分濃度が約3%であるのに対し、死海は30%の濃度を有する。1リットルあたりの塩分量は230gから270gで、湖底では300gを超える。この大き過ぎる浮力のせいで人間はうまく泳ぐことができない。
 非常に塩分濃度の濃い死海だが、湧水の発生する1ヶ所だけ魚類の生息が確認されている。
 ちなみに、塩化ナトリウムが主成分の海水とは違い、死海の水は塩化マグネシウムが主成分なのでしょっぱくて苦い。これは豆腐を作るとき「にがり」成分とほぼ一緒なので、死海の水では豆腐が作れる。

電気うなぎ

電気うなぎは、デンキウナギ目デンキウナギ科に属する魚で体長は1〜2Mにもなり、強力な電気をおこせることで有名な魚である。和名に「ウナギ」が入っているとおり細長いからだをしている。しかし、ウナギとはからだのつくりが違うので、別の仲間に分類される。
アマゾン川流域を中心とした南米北部の池や流れのゆるい川に生息。夜行性で、おもに小魚を捕食する。デンキウナギ目の魚は前だけでなく後ろにも泳ぐことができる。
また、空気呼吸をする魚でもあり、えらがあるにもかかわらずたまに水面に口を出して息つぎをしないと死んでしまう。

電気うなぎの発電器官は、筋肉細胞が「発電板」とよばれる細胞に変化した。数千個の発電板が並んだ発電器官は体長の3分の2ほどで、えらから後ろはほとんどが発電器官であると言ってよいほど。発電板で一斉に発電することにより最高電圧600〜800 V ・電流1 A の強力な電気を発生させることができる。たまに渡河する人間や馬がうっかり電気うなぎを踏みつけて感電する事故があり、なかには心臓麻痺を起こした例もあるという。
なお、発電時にはデンキウナギ自身もわずかながら感電はしている。しかし、体内に脂肪組織を多く蓄えているため、それが絶縁体の役割を果たし電気うなぎ自身が感電死することはないという。
人間も脂肪の多い方が感電しにくいのだろうか。


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